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私と絵のぐと
第9章 体だけでいい

「うっ…ふ…っ…。」
涙が止まらない。
こんなに、好きだったの?
どーしてこんなに、溢れてくるの?
ーブーッ!ブーッ!ー
涙で画面が見えない。
「はい…。」
『優瑠!!今すぐ外にこい!三分以内だ!!』
「けど…なんで…!!」
『つべこべ、うっせんだよ!だから早く…!頼む!!』
体が動く。さっきまで重くて動けない体が、軽い。
瑠晴に会えると思うだけで…。
私は、ひたすら走った。こんなに廊下が長いと思わなかった。
「瑠晴!」
「早く乗れ!」
すぐさま車に乗りこむ。
「なんだよ!そのひでー顔。…ゆっくりもしてらんないから、行くぞ!」
車を飛ばし一時間。どんどん山の中へ入って行く。
「……………。」
「降りるぞ。」
「あ。うん。」
車からでると真っ暗で、何も見えない。
「きゃっ!!」
目元を瑠晴の手で覆われる。
「こっちこいよ。……………行くぞ。」
真っ暗な世界に丸くて明るいもの。私の視界が開けていく。
「わぁ…。」
涙が止まらない。
こんなに、好きだったの?
どーしてこんなに、溢れてくるの?
ーブーッ!ブーッ!ー
涙で画面が見えない。
「はい…。」
『優瑠!!今すぐ外にこい!三分以内だ!!』
「けど…なんで…!!」
『つべこべ、うっせんだよ!だから早く…!頼む!!』
体が動く。さっきまで重くて動けない体が、軽い。
瑠晴に会えると思うだけで…。
私は、ひたすら走った。こんなに廊下が長いと思わなかった。
「瑠晴!」
「早く乗れ!」
すぐさま車に乗りこむ。
「なんだよ!そのひでー顔。…ゆっくりもしてらんないから、行くぞ!」
車を飛ばし一時間。どんどん山の中へ入って行く。
「……………。」
「降りるぞ。」
「あ。うん。」
車からでると真っ暗で、何も見えない。
「きゃっ!!」
目元を瑠晴の手で覆われる。
「こっちこいよ。……………行くぞ。」
真っ暗な世界に丸くて明るいもの。私の視界が開けていく。
「わぁ…。」

