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私と絵のぐと
第11章 繋がる心
車を走らせ、着いた先は高級ホテルだった。

「瑠晴…こんなとこ入れないよ…。」

「は?もう来ちゃったし、行くぞ。」

「だって!!無理だよっ!」

「俺がついてるから。後ろに隠れてろ。」

半ば強引に連れて行かれる。


品のいい雰囲気の男の人が待っていた。

「お待ちしておりました。須崎様。」

「プライベートで。」

「かしこまりました。ささ、こちらへ。お連れの方もどうぞこちらへ。」

関係者以外立ち入り禁止区域へ通される。
エレベーターに乗っている時間が長く感じた。


「必要なものがございましたらなんなりと、お申し付けくださいませ。私はここで失礼いたします。」

重厚な扉の向こうには、窓に映る夜景と大きな部屋だった。

「優瑠。こっちこい。」

「…………。」

驚きすぎて言葉も出ない。

「おい?大丈夫か?」

「うん……。すごく綺麗な夜景。」

「もう、誰にも邪魔させねー。」

ーちゅっー

額に軽くキスをされる。

「非現実すぎて…私…フワフワする…。」

「何言ってんだよ。くっく……。」

「だって、こんな部屋私のお給料何ヶ月分か…。」

「色気ねーこと言うな。本当現実的だな、優瑠は…。なんか飲むだろ?」

馴れた手つきで、シャンパンを開けようとする瑠晴に見とれてしまった。

「なんで…そんなにかっこいいの…?」

「はっ?!ばーか。何言ってんだ。」

「…やっばり、喋らなくちゃかっこいい。」

「うっせー。なぁ、座れよ。こっち…こい。」

二人はソファーに並んで座り、シャンパングラスを傾けた。

「今日はありがとな。これからお祝いだ。」

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