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私と絵のぐと
第12章 幸福と恐怖
「須崎さん。またまた、お会いしましたね。」
「えぇ。今日は、よくお会いしますね。」
瑠晴と悛先輩がにこやかに挨拶している。
私は、そんな空間にいても立ってもいられなくなった。
「悛先輩ありがとうございました!」
「あぁ。優瑠。また昔みたいに出掛けような?」
「…昔話をしてたんですか?私も聞きたかった。」
追い討ちをかけるように瑠晴が口を開く。
「昔の話気になりますか?」
「えぇ。とても。」
「俺の方が、色んな優瑠見てますからね。俺でよれしければ、いつでも話しますよ?」
もう、二人の会話になっている。これは、まずい。
「瑠晴!時間が!行きましょ!!」
ーグイッ!ー
無理矢理腕を掴み、控え室の方へ連れて行った。
「私、控え室の場所わからなくなっちゃって!瑠晴探してたら…見つけたんだけど、声掛けにくくて…!そしたら、先輩に会ったの!」
「…………。控え室ここだろ。」
ーバタンッ!!ガチャー
瑠晴は、苦しそうな表情を見せた。
「先輩ってやつ…優瑠に気があんの知ってんだろ?
ノコノコ着いていきやがって。しかも、なんだよ。昔の色んな優瑠見てる話って。」
「あの…それは…。」
心臓が痛いくらい脈打つ。
「あの男に触られたのか。こうやって。」
瑠晴の手が下唇をなぞる。
「…っつ!!」
「触られて、なんともなかったのかよ。
この続きはキスだったのか?」
どうして、そんな顔で私を見つめるの?
「瑠晴…。」
「………………。優瑠…。」
ーちゅっー
乱暴なキスをされる。
いつもの優しいキスじゃない。
「んっ!…っ!…ゃ…!!」
瑠晴を押しのけてしまった。
「…んだよ。」
「こんなキス……やだ…。」
ードンっ!ー
壁に追い詰められる。
「何が?いつもと変わんねーだろ。」
ドレスの裾から手が入ってくる。
「瑠晴っ!」
「なんだ?」
冷たい声に背筋が凍る。
「怒ってる…?」
「えぇ。今日は、よくお会いしますね。」
瑠晴と悛先輩がにこやかに挨拶している。
私は、そんな空間にいても立ってもいられなくなった。
「悛先輩ありがとうございました!」
「あぁ。優瑠。また昔みたいに出掛けような?」
「…昔話をしてたんですか?私も聞きたかった。」
追い討ちをかけるように瑠晴が口を開く。
「昔の話気になりますか?」
「えぇ。とても。」
「俺の方が、色んな優瑠見てますからね。俺でよれしければ、いつでも話しますよ?」
もう、二人の会話になっている。これは、まずい。
「瑠晴!時間が!行きましょ!!」
ーグイッ!ー
無理矢理腕を掴み、控え室の方へ連れて行った。
「私、控え室の場所わからなくなっちゃって!瑠晴探してたら…見つけたんだけど、声掛けにくくて…!そしたら、先輩に会ったの!」
「…………。控え室ここだろ。」
ーバタンッ!!ガチャー
瑠晴は、苦しそうな表情を見せた。
「先輩ってやつ…優瑠に気があんの知ってんだろ?
ノコノコ着いていきやがって。しかも、なんだよ。昔の色んな優瑠見てる話って。」
「あの…それは…。」
心臓が痛いくらい脈打つ。
「あの男に触られたのか。こうやって。」
瑠晴の手が下唇をなぞる。
「…っつ!!」
「触られて、なんともなかったのかよ。
この続きはキスだったのか?」
どうして、そんな顔で私を見つめるの?
「瑠晴…。」
「………………。優瑠…。」
ーちゅっー
乱暴なキスをされる。
いつもの優しいキスじゃない。
「んっ!…っ!…ゃ…!!」
瑠晴を押しのけてしまった。
「…んだよ。」
「こんなキス……やだ…。」
ードンっ!ー
壁に追い詰められる。
「何が?いつもと変わんねーだろ。」
ドレスの裾から手が入ってくる。
「瑠晴っ!」
「なんだ?」
冷たい声に背筋が凍る。
「怒ってる…?」