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甘美なリラクゼーション
第1章 都会のオアシスへ
「こんばんは」



いち子は、<彼>の姿を見て驚いた。



「あれっ、ひょっとして文彦君?!」



「ええっ、もしかして平田いち子?」



「久しぶり!元気だった?」



「おう、この通り。いち子は?」



「元気・・・・と言いたいところだけど、実は肩こりがひどくてね・・・」



「おう、肩こりなら俺に任せておけよ。



 ところでいち子、お前予約したか?」



「あっ!してない!」



「ここは完全予約制だぞ、



 でも昔なじみのいち子なら特別だぞ」



「うわあ、ありがとう!文彦君でよかった!」
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