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甘美なリラクゼーション
第1章 都会のオアシスへ
「肩こりがひどいんだっけ?」



「そうなの!もうガッチガチ!」



文彦はいち子の肩に手を置き、程よく力を込めて揉みほぐす。



「はあっ・・・・・文彦君、すごく上手だね」



いち子はうっとりした声を出した。



その思いがけない色っぽさに、文彦は戸惑う。



 高校の時より、何だかずっと女らしくなったな!



文彦はドキドキしながらマッサージを続ける。



いち子の肩はすっかりほぐされ、ポカポカしていた。



次に文彦は、背中や腕、脚などにも刺激を与えた。



「・・・・・すっごい気持ちい・・・」



いち子は目を閉じ、すっかり文彦に体を委ねていた。


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