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甘美なリラクゼーション
第1章 都会のオアシスへ
最後に、文彦は臀部に触れた。



拒否されるかなと怖々だったが、いち子は何も言わなかった。



いち子は内心ドキッとしていたのだが・・・。



お尻をマッサージすると、文彦はその人の性生活がわかるという、



特殊な能力を持っていた。



 あれっ、いち子はご無沙汰みたいだな・・・・



 少なくとも半年くらい・・・?



文彦は思い切って聞いてみた。



「あのさあ、いち子宮田とうまくいってる?」



いち子の表情は曇る。



「ううん、実は最近うまくいってなくて・・・



 きっと、私が忙し過ぎるからなのかな・・・?



 なかなか会えなくて、すれ違ってばかりなの」



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