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薔薇色タクシー
第5章 ♡ダンディ系♡
ダンディ様のマッサージ棒は、かなりの大きさと太さもあった。


ちょっとキツそうだけど、肉食系女子の本能が揺さぶられる。


ちょっと…試食してみたいかも…。


ついついガン見してしまうと、ダンディ様は脱いだビニパンをポイッと放り投げ


「自分のは薫子さんのお目に適うかな?」


自信有り気に聞いてきた。


「えぇ…ちょっと味わってみてもいいかも…」


負けじとニヤリと微笑むと


「君の特注ゴムはサイズが合わなかったから、自分の特性ゴムを使わせて貰うよ…」


「えぇ…構わないわ…」


元々私の薔薇色ゴムには媚薬が添付されているが、ダンディ様の特性ゴムにも何が仕込まれているかもしれなかった。


もうぅぅぅ〜!
ここまで来たら皿までとは言わず、棒も玉も食ったるわ!


半分自棄になってきた。


ダンディ様は、特注ゴムの袋も黄金だった。


「まさか…ゴムもゴールドなの?」


「いや…金粉入りだ…潤滑ジェルにはローヤルゼリーも入っているよ…」


ニヒルな口元で特性ゴムを説明されるが、正直身体には良さそうな気もしてきた。


なんだか『ダンディワールド』もちょっと興味が湧いてくる。


 
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