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薔薇色タクシー
第5章 ♡ダンディ系♡
「ゴージャスなコンドームね…」


スルスルとゴムを装着したダンディ様は、膝を曲げて片脚をベッドに掛けた。


「あぁ…安っぽいゴムは好きじゃなくてね…」


「ふふ…それは同感ですわ…それも貴方の『美学』?」


「まぁね…君なら解ってくれると思ったよ…」


ダンディ様の声が少し自嘲的になった。


「え…私なら…?」


「さぁ…まだ君の薔薇が愛露を纏っている内に、この淫獣を愛でて貰おうか…」


ピチョンと、先っぽが洞窟の入り口に宛てがわれた。


いよいよね…


ドックン…


脈が大きく打って、緊張が身体にはしった。


「暴れるのは、お手柔らかにお願いするわ…」


念の為に打診してみたが


「クックックッ…さぁ…君の淫らな姿に興奮したら、少し乱暴にしてしまうかも…」


妖しげな台詞を吐いて両手で囲まれ、身体を覆ったダンディ様は、上から徐々に乗っかってきた。


少し鼻先を擦り付け、顔を傾けて…
唇を重ねた…が!


クチュ…ベチャ…ジュプ…


アイスクリームでも食べてるみたいに唇で舐めまわし、口の周りが唾液塗れになっていく。


「ん…あっ…」


異質なキス攻撃を食らっている間にダンディスティックは、ズンズン、ヌプヌプと花園の奥に侵入を開始した。 


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