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薔薇色タクシー
第5章 ♡ダンディ系♡
かなり動揺してしまったせいか、肉壁がグイングインと、激しく収縮してしまった。


「あぁぁ…気持ちが…いいね…」


クールにキメてたダンディ様は、吐息とともに嬉しそうにプルっと震え、引き続きペロペロと唇を舐める。


執拗なワンコロ攻撃で、顔中が唾液でベタベタだ。


「あっ…お化粧…落としてないから…顔は汚いわよ…」


「クックッ…気にしないよ…」


「…っ…」


絶句…色んな性癖の男は確かに居たけど、その中でもダンディ様は際立って逸脱系だ。


私の薔薇色人生で、一気にトップに君臨された気分だ。


こりゃぁ本当にいつ終わるか解らない…


でも…やられっぱなしは、野原薫子一生の汚点になる。


なんとか形勢逆転したい…


取り敢えずまだ、ダンディ様の巨大カブトガニはジッとしていた。


今だったら冷静に話が出来るチャンスかもしれない。


「ねぇ…貴方が私に望んでる事って…何?」


「君に…望む事ね…」


ダンディ様の舌は顎のカーブを数回往復した後、首筋でS字カーブを描き始め…


「クックックッ…商談…したいかい?」


不気味な笑い声を喉元に響かせた。


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