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薔薇色タクシー
第5章 ♡ダンディ系♡
今にも滴り落ちそうな我慢汁は、表面張力で雫になって、肉槍の先っぽで頑張っていた。


「落とすよ…」


「………」


ったく…我慢汁舐めさせるのに、ここまでする男は初めてだ。


勢い良く槍を振ると、我慢汁は狙いを外して飛んでしまう。


結構テクニックが必要そう。


絶妙な振動を付けて竿を振り、引力に導かれた水玉が舌先に垂れ落ちた。


微かだけど、舌先から液体が広がる感覚がする。


味はちょっと…しょっぱいかしら。


それを数回繰り返したダンディ様は、ご満悦なのか、頬を少し紅潮させていた。


「あぁ…いいね…その雫が落ちるのをジッと見てる目付き…堪らなく素敵だよ…」


はぁぁぁ…
ここまでマニアックというか…
クレイジーだと、言葉も出なくなってきた。


それとも感性が豊か過ぎるのかしら?


まぁ…ワンパターンなセックスにはならないだろうけど…
このダンディワールドは、付いて行くのに一苦労だ。


「ひひゃ…ひひゃひふぁ…」


「クックッ…舌の根が痛いかい?じゃぁもう引っ込めていいよ…」


やっとこ舌を口の中に戻せたが、舌の根だけじゃなく顎の関節もかなり痛くなっていた。


「はぁぁぁ…」


大きく溜め息を漏らすと、ダンディ様はニヤリと笑い


「これが下味だよ…次はスープだからしっかり味わって…」


リップでも塗るように我慢汁で滑る先っぽで、唇をなぞられた。


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