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薔薇色タクシー
第5章 ♡ダンディ系♡
「少しテイスティングしてみる?」


ペニスが顎に乗っている状態で見上げたダンディ様の身体は、デカイ銅像にでも見下ろされている気分だった。


テイスティングなんて言ったって、舐めさせたいのは分かっている…
まだ我慢汁だから、私も我慢して舐めてあげるわよ。


舌が動かせないからまともに喋れない。


返事の代わりに瞬きを数回してあげると、嬉しそうに口元を綻ばせ


「君は本当にエロイね…」


「っ!?」


おいおい!
そりゃぁエロイけど、これは望んじゃいないわよ!


本当にこの男は、どこまでマイウェイなんだろう?


そんな私の心声も届かずに、ダンディ様の次の指示が下る。


「じゃぁ舌を上に突き出して…」


ダンディ様の巨大根が舌の上から退かされ、今度は出来るだけ垂直に舌を上に向けたが、付け根が痛くて震えてしまう。 


うっ…かなり辛い…
早くスープ終わらせて欲しいわね…。


実際スープなんて飲むのに5分もかからないじゃないの…
どんだけ濃厚スープを出そうと思っているんだろうか。


辛うじて自尊心を守るかの様に頭の中で、色んな考えを巡らせていく。


こんなアホらしい事も、観念してしまえば快感にすり替えられるのかもしれない…


けど…


まだ私は、ダンディ野郎に全てを屈したくなはかった。 

 
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