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薔薇色タクシー
第4章 ♡先輩&後輩♡
それに気付いた後輩君!


「俺もっ!」


先輩の後を追ってきた。


「たくっ…」


先輩君、もう何も言う気にならないのか、ムードを壊さない様にか、一言だけ吐き捨てて花園探検を開始する。


二人の指は狭い道の中で
争って…
縺れて…
譲り合って…
肉壁を圧迫していき


グチュ…グチュ…ヌチャ…


湧き水を作り出す。


「あ…あぁぁぁ…んんっ…あっはぁ…」


下腹部の奥で、二つの生き物が蠢いてるみたいだ。


どっちの指だろうか…


クニュ…クニクニ…


充血して膨らんだ薔薇の実を捏ねくり回している。


ビリビリと衝き上げる電流が、頭の芯を痺れさせて気持ちイイ。


「あぁ〜んっ!イイ…イイわぁ〜!」


シーツを掴んで、上半身を左右にクネクネと揺らす。


「せ…先輩…俺もう…挿れたいですぅ…」


「えっ!もう?」


「もうって…先輩がシャワー浴びてる時から耐えてるんですよぉぉぉ…」


後輩君の絞り出す様な声に、先輩君…


「はぁぁ…薫子さん…いいですか?」


お伺いを立ててきた。


「はぁ…イイわよ…ずっと我慢してたものね…」


汗ばむ後輩君の顔の輪郭を指先でなぞり上げた。



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