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crazy night
第2章 招かれた狂気の巣
二人に見つかってしまったことで、気が動転していた有紗は、どこで飲むのかをきちんと聞いていなかった。
二人の手にスーパーの袋につまみと、大量の酒が入っている事に気がついていれば「喜んで!」とは言わなかったかもしれない。
後悔しても遅く、たどり着いたのは、士郎の一人暮らしのマンションだった。
今さら断るわけにもいかず、雄二の後を緊張しながらも平気な顔をして、少し士郎に遠慮しながら家へ上がり込む。
大丈夫、開発部の男性の家でも飲み会はしたことあるし…
有紗は不安に思いつつも、雄二と一緒にいられることを喜んでいた。
予定外の雄二・有紗の家飲み参戦により士郎達が用意したつまみだけでは足りなかったので、冷蔵庫の残り物で急遽みんなで鍋を囲むことになった。
突然のこととはいえ、いつも職場では仲良くしてくれている先輩達との家飲みは楽しかった。
有紗が鍋の準備をしていると、士郎が「せっかく開発の可愛子ちゃんがきてくれたからな!」と、とっておきの珍しげな酒を持ち出してきて、雄二、孝のテンションもあがり、有紗もはじめは少し残念な気持ちだったが、これはこれで…と気を取り直し、楽しんで鍋を囲んだ。
秋風が吹き、少し肌寒くなったとはいえ、まだまだ鍋をするには早く、クーラーをつけていても大の男3人と鍋を囲む部屋は暑かった。
飲んでいるせいもあり、ジャケットを脱ぎ、少し汗ばんだ有紗のシャツにはうっすらキャミソールと下着のラインが浮き上がる。
座布団に座り、低いテーブルを皆で囲んでいたので有紗が足を組み直すとタイトスカートはおのずと太もものあたりまであがってしまう。
士郎が有紗の少し色っぽく、酒に火照った身体をチラチラと見ているのを雄二は感づいていた。
士郎は、さきほどの珍しい酒を皆に配り始めるが、雄二は有紗が酔いがまわりはじめている様子に気がついていた。
「この酒めっちゃうまいですね!」と、言いながら「飲まないなら貰って良い?」と有紗の分も飲んでしまった。
この時、有紗をかばった雄二も、もう限界なのであった。
二人の手にスーパーの袋につまみと、大量の酒が入っている事に気がついていれば「喜んで!」とは言わなかったかもしれない。
後悔しても遅く、たどり着いたのは、士郎の一人暮らしのマンションだった。
今さら断るわけにもいかず、雄二の後を緊張しながらも平気な顔をして、少し士郎に遠慮しながら家へ上がり込む。
大丈夫、開発部の男性の家でも飲み会はしたことあるし…
有紗は不安に思いつつも、雄二と一緒にいられることを喜んでいた。
予定外の雄二・有紗の家飲み参戦により士郎達が用意したつまみだけでは足りなかったので、冷蔵庫の残り物で急遽みんなで鍋を囲むことになった。
突然のこととはいえ、いつも職場では仲良くしてくれている先輩達との家飲みは楽しかった。
有紗が鍋の準備をしていると、士郎が「せっかく開発の可愛子ちゃんがきてくれたからな!」と、とっておきの珍しげな酒を持ち出してきて、雄二、孝のテンションもあがり、有紗もはじめは少し残念な気持ちだったが、これはこれで…と気を取り直し、楽しんで鍋を囲んだ。
秋風が吹き、少し肌寒くなったとはいえ、まだまだ鍋をするには早く、クーラーをつけていても大の男3人と鍋を囲む部屋は暑かった。
飲んでいるせいもあり、ジャケットを脱ぎ、少し汗ばんだ有紗のシャツにはうっすらキャミソールと下着のラインが浮き上がる。
座布団に座り、低いテーブルを皆で囲んでいたので有紗が足を組み直すとタイトスカートはおのずと太もものあたりまであがってしまう。
士郎が有紗の少し色っぽく、酒に火照った身体をチラチラと見ているのを雄二は感づいていた。
士郎は、さきほどの珍しい酒を皆に配り始めるが、雄二は有紗が酔いがまわりはじめている様子に気がついていた。
「この酒めっちゃうまいですね!」と、言いながら「飲まないなら貰って良い?」と有紗の分も飲んでしまった。
この時、有紗をかばった雄二も、もう限界なのであった。