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王女様の不埒な暴走
第11章 物語の結末は



「ではもう一本」


 ジョシュアは一度指を引き抜くと、二本纏めて埋め込んだ。


「う……くっ……」


 さすがにキツく感じ、引き攣る秘唇の感触に眉間を寄せる。するとジョシュアはリンゼイを抱き寄せ、髪を撫でて労る。


 その仕種にリンゼイは安心を覚え、詰めていた息を吐き出すと、辛さが和らぐ。


「お辛かったら言ってください」


「大……丈夫です。だからもっと……してください」


 疼痛と、湧き上がる愉悦の狭間で胸を喘がせ、ジョシュアに微笑み、甘くせがむ。


 いつだってリンゼイのことを考え、優しい彼が好きだ。だけど理性を失うくらい求めて欲しい。


 二人を阻むしがらみはもうないのだ。寝台で裸になり、今のリンゼイは王女ではなくただの女であり、彼の妻だ。そしてジョシュアももう執事ではなく。その手に嵌められた従者の証である手袋はなく、素肌で触れてくる彼はただの男で、自分の夫だ。


 理性など捨て去り、本能のままにリンゼイというただの女を求めて欲しくてそう訴えると、想いが通じたのか、彼にしては荒っぽい手付きで乳房を揉みしだき、蜜壺に潜らせる指をクチュクチュを動かし始めた。





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