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王女様の不埒な暴走
第11章 物語の結末は



 暫しの間、リンゼイは絶頂と幸福の余韻に浸り、ジョシュアの肩に頭を預けて息を弾ませていた。


 だがリンゼイの体内で再び硬さを取り戻す肉塊の感触に、腰がビクリと揺れた。


「申し訳ありません、リンゼイ様。今夜は寝かせてあげられそうにありません」


 口では謝るジョシュアだが、身体は容赦なく腰を動かし責め立て始めた。


「あっ……や……、待って……んんっ」


 絶頂の余韻は未だリンゼイを責めていて、その上放たれた精と蜜でぐちゃぐちゃの肉襞には緩い律動でも刺激が強すぎる。


「待てません。泣いてもやめないと申し上げたでしょう。リンゼイ様も寝れないつもりでいてください」


 きっぱりと不埒な宣言をしたジョシュアは、少しだけ休ませてと訴えるリンゼイの願いを聞き入れず、繋がったままの状態で態勢を変え、背後から突き上げた。


「ゃあぁぁ――っ」


 甲高い嬌声を寝室に響き渡らせるリンゼイ。身体は辛いと訴えていても、すぐに理性は快感に呑み込まれる。──そう、リンゼイが望んだように。


 ただの男と女となって互いの肌と体温を求め合い、その蜜事は明け方近くまで続いた。










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