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王女様の不埒な暴走
第13章 あとがき
はじめましての方も、そうでない方も、「王女様の不埒な暴走」作者の結芽里と申します。よろしくお願いします。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
隠匿の令嬢から始まり、その世界を飛び出したキャラ達が新たなステージで物語を紡いだ今作。
自分にスピンオフ作品を書く日が来ようとは、まったく考えもしていませんでした。
これもすべて読者様がいてくださったお蔭です。ありがとうございます!!
今作の主人公・リンゼイは、前作のアリエッタとは真逆の性格でした。
自分の気持ちに正直で、願いに向かって真っ直ぐ進む。
正直、隠匿の読者様にどれだけ受け入れてもらえるか不安でした。
アリエッタのひたむきな姿に感動した…というお声が多かったもので。
でも蓋を開けてみれば、私の予想を上回り、リンゼイは皆さんに愛される子になっていました。
恋って、自分勝手で我が儘な想いがどこかにあると思うんです。
相手の気持ちなど関係なく、ときに暴走してしまい、迷惑をかけてしまったり。
でも、ほんの少しだけ相手を思い遣ることで、恋から愛に変わる。
リンゼイもジョシュアに恋をしているときは相手の迷惑よりも自分の気持ちを優先させていました。
だけど彼女も成長し、愛がなんなのかに気付き。
そうしたリンゼイの成長っぷりも、上手に表現できていた……かな?