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Cherry boys(短編集)
第2章 プラシーボ
翌日…大学の掲示板に1枚の紙が貼り出された。
『ミドリナメコの模型が無くなっています。
心あたりのある人は届け出て下さい』
模型?
その掲示板を見て…みんなが笑っている。
「模型なんて持ち出してどうする気なんだろうね」
「本物と間違って使ってたりして…」
「本物はエッチな気分になるんだろ?」
「間違えて使ったやつは…どうなったんやろ?」
「まさに…プラシーボだね」
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