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第3章 妹の友だち

俺は３人に言った。

「定雄くんと美香の関係は…俺にはどうでもいいが…
優子ちゃんは気の毒じゃないか？
俺と一緒の部屋に寝るんだぞ」

「わ…私は定雄くんと美香ちゃんの仲を
応援してるから…いいんです」
優子ちゃんは言った。

そもそもは恋愛感情のない
仲良し３人組だったそうだ。

それで…定雄くんと妹が付き合いだして…

それでも…３人は仲良ってことだ。

「でも…優子ちゃんと俺がひとつの部屋っていうのは
マズいんじゃないか？」
俺は３人に言った。

「兄貴は２次元大好きなオタクだろ？優子ちゃんは
安全だよ」
そう言って妹は笑った。

定雄くんと優子ちゃんもつられて笑う。