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Cherry boys(短編集)
第3章 妹の友だち
夜12時…

「おやすみ〜」「おやすみなさーい」

俺と定雄くんは…

パジャマ代わりのジャージ姿の
妹と優子ちゃんを残し…

妹の部屋から俺の部屋へと移った。


俺の部屋で…

「じゃあ…俺は寝るぜ」
俺は定雄くんに言った。

「はーい。おやすみなさーい」

「定雄くん…美香をよろしくな」
俺は兄貴っぽいことを言った。

「はいっ」
定雄くんは力強く返事した。

そして俺はベッドに…
定雄くんは床に敷いたマットレスに…

それ以上は会話しなかった。
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