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オルテンシア【紫陽花】~檻の中の花嫁~
第5章 ☆♯03 SceneⅢ(SeaSide~海辺にて~)☆
美月は、男のあまりの非常識さに憤りを憶えずにはいられなかった。こんな水着ともいえない代物を何故、この男は自分に着てみろと勧めるのだろう。
「折角ですけど、お断りします」
美月は小さな声で言うと、そっと視線を逸らした。
それでなくとも、晃司の今の格好はかなり扇情的だ。自分の鍛え抜かれたしなやかな体軀を見せることが快感なのか、小さなビキニ・ブリーフ一枚に薄手のパーカを羽織っただけのいでたちで、首にタオルをかけている。
「折角ですけど、お断りします」
美月は小さな声で言うと、そっと視線を逸らした。
それでなくとも、晃司の今の格好はかなり扇情的だ。自分の鍛え抜かれたしなやかな体軀を見せることが快感なのか、小さなビキニ・ブリーフ一枚に薄手のパーカを羽織っただけのいでたちで、首にタオルをかけている。