この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
オルテンシア【紫陽花】~檻の中の花嫁~
第6章 ☆♯04 SceneⅣ(情炎~JOUEN~)☆
 流石にそこまでされては口にしないわけにはゆかず、美月が渋々ながらひと口だけかじってみせると、晃司はまるで今にも死にそうな病人が奇蹟的な回復を遂げたように歓んだ。
 その後、晃司の手から、美月はとうとう林檎一切れ全部を食べた。
―良い子だ。
 晃司は白い歯を見せて顔を綻ばせ、幼い子どもにしてやるように美月の頭を撫でたのだ。それは美月が初めて見る晃司の人間らしい温かな笑顔だった。
/540ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ