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オルテンシア【紫陽花】~檻の中の花嫁~
第3章 ☆♯01 SceneⅠ(紫陽花の庭)☆
「速見美月君だね?」
 こういう場合、まずは真っ先に名前を訊ね、本人であるかどうかを確認するべきだと思うのだけれど、彼は、実におざなりといった感じで美月であるかを訊ねただけであった。
「少し良いかな?」
 相手は、ほんの少し歩幅を開いて立ち、長い腕を軽く胸の前で組んでいる。美月がじいっと見つめていると、わざとらしく額に落ちた前髪を煩そうにかき上げた。
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