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オルテンシア【紫陽花】~檻の中の花嫁~
第10章 ♯07 SceneⅦ(Christmas Calender)
 頬を流れ落ちるのが涙なのか雨の滴なのか、美月にも判らなかった。
「判ったのなら、それで良い」
 尊大に顎をしゃくられ、美月は唇を噛みしめた。
 車がほんの少し前進し、助手席のドアが内側から開く。美月の姿は開いたドアの向こうへと吸い込まれるように消えた。
 車が発進する。相も変わらず流れるようなハンドルさばきを見せつけながら、晃司が口を開いた。
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