この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
オルテンシア【紫陽花】~檻の中の花嫁~
第10章 ♯07 SceneⅦ(Christmas Calender)
「身重の身体に冷たい雨は悪いだろう。腹の子に障るんじゃないのか」
 刺すような鋭い視線が美月の腹部にひたと注がれる。どのような些細な嘘であろうと、見抜こうとするかのような剣呑な瞳だ。常よりも更に静まり返った泉のような冷静さが、かえって不自然だった。
 押口晃司という男は、まるで泉のようだ。水面はいつも凪いでいて静かなのに、その下の水底は淀んでいて何が潜んでいるか判らない危うさと不気味さがある。
/540ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ