この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー2
第6章 カウントダウン
「蒼くん。凄くドキドキするんだけど」
毎日、蒼くんと電話をしているなかで
蒼くんのお母さんが、彼女に1回会わせてよ。と言ったらしい。
私は今日ドキドキしながら蒼くんのおうちにお呼ばれした。
ああ・・・・
本当なら5年前にこの試練は経験済みのはずだったんだろうか?
「ん?今日も里香は可愛いから大丈夫」
そんな能天気な事をいう蒼くんに、この気持は分からないと思う。
「こんにちは。古川里香です」
そう言って何とかにっこり笑った私の顔をなぜか、蒼くんのお母さんはじっと見つめ
「蒼の母です。よろしくね」
と言って、和やかに話しが弾んだ。
と、とりあえず、初顔合わせは成功?
お邪魔してから数時間が経ってそんな風に思った矢先
蒼くんの携帯に同じ研究グループのマサから連絡が入った。
「ごめん。里香。俺の持ってるデーターを
マサに渡さなきゃいけなくなったんだ。
今、駅まで来るって言うからちょっと届けてくるよ」
「あ。じゃぁ、私ももう帰るよ」
そう言って立ち上がろうとしたら
「良いじゃない。蒼は1時間ぐらいで帰ってくるわよ。
里香ちゃんはまだ居なさいよ」
蒼くんのお母さんにそう言われ、
なんとなく帰りそびれてしまった。
毎日、蒼くんと電話をしているなかで
蒼くんのお母さんが、彼女に1回会わせてよ。と言ったらしい。
私は今日ドキドキしながら蒼くんのおうちにお呼ばれした。
ああ・・・・
本当なら5年前にこの試練は経験済みのはずだったんだろうか?
「ん?今日も里香は可愛いから大丈夫」
そんな能天気な事をいう蒼くんに、この気持は分からないと思う。
「こんにちは。古川里香です」
そう言って何とかにっこり笑った私の顔をなぜか、蒼くんのお母さんはじっと見つめ
「蒼の母です。よろしくね」
と言って、和やかに話しが弾んだ。
と、とりあえず、初顔合わせは成功?
お邪魔してから数時間が経ってそんな風に思った矢先
蒼くんの携帯に同じ研究グループのマサから連絡が入った。
「ごめん。里香。俺の持ってるデーターを
マサに渡さなきゃいけなくなったんだ。
今、駅まで来るって言うからちょっと届けてくるよ」
「あ。じゃぁ、私ももう帰るよ」
そう言って立ち上がろうとしたら
「良いじゃない。蒼は1時間ぐらいで帰ってくるわよ。
里香ちゃんはまだ居なさいよ」
蒼くんのお母さんにそう言われ、
なんとなく帰りそびれてしまった。