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サイドストーリー2
第7章 横浜ホールディング③
*:・'゜☆。.:*:・
まずは9階に行こうとエレベーターを待っているところで
大川さんに声をかけられた。
「菜々ちゃん、まずは9階?」
「大川さん。今回、横浜HDとコラボするんですってね」
「よくご存じで。だから今日も説明のために来たんだけど。
建築営業のブースに寄って行かない?」
大川さんとは少し前に仕事を通じて知り合った。
まさかここで会うとは思わなかったけど。
大川さんを仕事に引っ張り出したのが確かここの営業さんだって聞いたような。
「大川さんが説明するんですか?」
「もちろん俺がするよ」
「じゃぁ、まずは建築営業によろうかな」
大川さんの仕事ぶりをこの目で見れるとは思わなかった。
「菜々ちゃんにまずは俺の復帰後の仕事を認めてもらいたい」
「また。そんなこと言って」
「いや。マジで。俺が仕事で認めている数少ない人だよ。
菜々ちゃんには俺の仕事は嘘つけないから」
数年前、色々な事があって仕事を離れた経緯を知っているだけに
仕事に前向きな大川さんに会えてうれしい。
「じゃぁ、鋭く批評させてもらおうかな」
そう言うと大川さんは豪快に笑った。
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まずは9階に行こうとエレベーターを待っているところで
大川さんに声をかけられた。
「菜々ちゃん、まずは9階?」
「大川さん。今回、横浜HDとコラボするんですってね」
「よくご存じで。だから今日も説明のために来たんだけど。
建築営業のブースに寄って行かない?」
大川さんとは少し前に仕事を通じて知り合った。
まさかここで会うとは思わなかったけど。
大川さんを仕事に引っ張り出したのが確かここの営業さんだって聞いたような。
「大川さんが説明するんですか?」
「もちろん俺がするよ」
「じゃぁ、まずは建築営業によろうかな」
大川さんの仕事ぶりをこの目で見れるとは思わなかった。
「菜々ちゃんにまずは俺の復帰後の仕事を認めてもらいたい」
「また。そんなこと言って」
「いや。マジで。俺が仕事で認めている数少ない人だよ。
菜々ちゃんには俺の仕事は嘘つけないから」
数年前、色々な事があって仕事を離れた経緯を知っているだけに
仕事に前向きな大川さんに会えてうれしい。
「じゃぁ、鋭く批評させてもらおうかな」
そう言うと大川さんは豪快に笑った。
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