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サイドストーリー2
第11章 乙女☆大作戦
「おはよう!」
すがすがしい顔で山田さんが出社してきた。
「あ。おはようございます」
俺は計算の途中だったのでロクに顔も上げないで挨拶したら
山田さんが俺の前で立ち止まった。
不意に嫌な空気を感じ取って顔をあげると
そこにはニヤニヤ顔の山田さんがいて
「やまざきぃ~。ついに井上さんとくっついたんだって?」
なんて言い始めた。
「・・・・なんで知ってるんですか?」
「お前ねぇ。あの電車に何人この会社のやつが乗ってると思ってんの?」
「・・・・」
駅から出る前に美咲とは別々の行動をしたのに。
「山崎!上手く行ったんだって?」
そう大声で入ってきたのは野口さんだ。
「・・・・」
「何とか言えよ!良かったな」
そう言いながら俺の頭をグリグリした。
痛いんすけど・・・
「おい。山崎。色ボケして計算間違えるなよ?」
今まで書類を真剣に見ていた楠さんまでそんなことを言う。
「とにかく!今日はお祝いだな!
俺たちの可愛い後輩の恋が成就したお祝いだ!」
「おう!もちろんだ!」
野口さんと山田さんがそんなことを言って
騒いでいると楠さんまで
「井上さんも呼ぶだろ?」
と、真顔で聞かれた。
美咲・・・
俺たちの仲はすでに社内で噂になっているらしい。
はぁ・・・と俺は大きなため息を1つついた。
「でも、本当に良かったな」
三人が俺の周りでそう言って笑ってくれた。
よし。今日はお祝いしてもらおうじゃないか!
「ありがとうございます」
すがすがしい顔で山田さんが出社してきた。
「あ。おはようございます」
俺は計算の途中だったのでロクに顔も上げないで挨拶したら
山田さんが俺の前で立ち止まった。
不意に嫌な空気を感じ取って顔をあげると
そこにはニヤニヤ顔の山田さんがいて
「やまざきぃ~。ついに井上さんとくっついたんだって?」
なんて言い始めた。
「・・・・なんで知ってるんですか?」
「お前ねぇ。あの電車に何人この会社のやつが乗ってると思ってんの?」
「・・・・」
駅から出る前に美咲とは別々の行動をしたのに。
「山崎!上手く行ったんだって?」
そう大声で入ってきたのは野口さんだ。
「・・・・」
「何とか言えよ!良かったな」
そう言いながら俺の頭をグリグリした。
痛いんすけど・・・
「おい。山崎。色ボケして計算間違えるなよ?」
今まで書類を真剣に見ていた楠さんまでそんなことを言う。
「とにかく!今日はお祝いだな!
俺たちの可愛い後輩の恋が成就したお祝いだ!」
「おう!もちろんだ!」
野口さんと山田さんがそんなことを言って
騒いでいると楠さんまで
「井上さんも呼ぶだろ?」
と、真顔で聞かれた。
美咲・・・
俺たちの仲はすでに社内で噂になっているらしい。
はぁ・・・と俺は大きなため息を1つついた。
「でも、本当に良かったな」
三人が俺の周りでそう言って笑ってくれた。
よし。今日はお祝いしてもらおうじゃないか!
「ありがとうございます」