この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー2
第12章 出会いは必然に
「大川さん!」
数日前にある大きなプレゼンが終わり、
今日は参加した会社の担当者を集めての結果発表があった。
ウチが無事にプレゼンを制したんだけど。
そのあとに各社の心無いライバルたちに
今回のプロジェクトメンバーに大川さんがいるから
ウチに決まったんだろうと言われた。
大川さんがこのプロジェクトに関わっていることを知らなかった私は
寝耳に水で何も言い返せなかった。
「ん?陽菜お帰り。プレゼンの結果どうだった?」
のんきに夕飯の用意をしてくれてるけど。
本当なの?
大川さんのチカラでウチに決定したの?
「大川さん。今日のプレゼンのプロジェクト、大川さんも参加するの?」
そう聞けば
「その返事だと横浜ホールディングに決まったんだな?
一緒に仕事ができるな」
とご機嫌だ。
「大川さ・・ん。プレゼン、出来レースじゃないよね?」
「あ?」
夕飯を作っていた手を止めて手を拭いて私のところまで近づいてきた。
「大川さんが裏でウチに決めるように手を回したわけじゃないよね?」
「・・・なんだ?それ?」
数日前にある大きなプレゼンが終わり、
今日は参加した会社の担当者を集めての結果発表があった。
ウチが無事にプレゼンを制したんだけど。
そのあとに各社の心無いライバルたちに
今回のプロジェクトメンバーに大川さんがいるから
ウチに決まったんだろうと言われた。
大川さんがこのプロジェクトに関わっていることを知らなかった私は
寝耳に水で何も言い返せなかった。
「ん?陽菜お帰り。プレゼンの結果どうだった?」
のんきに夕飯の用意をしてくれてるけど。
本当なの?
大川さんのチカラでウチに決定したの?
「大川さん。今日のプレゼンのプロジェクト、大川さんも参加するの?」
そう聞けば
「その返事だと横浜ホールディングに決まったんだな?
一緒に仕事ができるな」
とご機嫌だ。
「大川さ・・ん。プレゼン、出来レースじゃないよね?」
「あ?」
夕飯を作っていた手を止めて手を拭いて私のところまで近づいてきた。
「大川さんが裏でウチに決めるように手を回したわけじゃないよね?」
「・・・なんだ?それ?」