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第10章 大人の玩具－杏side-

「一人でイッたか・・・」

帝さんは口惜しそうに呟く、私のスカートの中に手を入れる。
彼の指先が割れ目に触れた。


「ぐっしょりだな」

彼の言う通り、私の下着はぐっしょりと濡れていた。
一人でイッてしまった羞恥心と自身の欲の深さに涙が溢れる。

「泣いてる場合じゃないぞ」

帝さんは私の膝を折って濡れた下着を剥ぎ取った。

スカートの中は風通しが良くなったかと思えば、彼の猛々しい牡棒が蜜壺に入り込んで来た。
濡れそぼった蜜壺は滑らかに牡棒を咥え込んでいった。

いつもより感じる大きな圧迫感。

帝さんは最初から激しい律動で肉襞の中を行き来する。
奥からたゆまなく溢れる蜜液。
帝さんのモノでしっかりと密封されしまった膣内には蜜液は蓄えられ、行き場を失くし、彼が抽送を繰り返す度に激しい水音を奏でた。