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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第25章 ウエディングベル
私と頼さんは並んで控室を出て、隣のチャペルへと急ぐ。
「お前には色々と意地悪をしたが、許してくれ」
「あの時は時期が悪かった。そうでしょ?頼さん」
「杏・・・」
「あの時は私もまだ…子供でした」
鳥籠から出たばかりの小鳥は、まだ一人では飛べなかった。
周囲の人の力を借りて、ようやく巣立ち、自分の羽根で飛び回るコトを憶えのだ。
そして今・・・
帝さんと永遠の愛を誓う。
彼の罪は私の罪。
共に罪を背負っていこう。
命の尽きる瞬間までーーー
『ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~』
end
「お前には色々と意地悪をしたが、許してくれ」
「あの時は時期が悪かった。そうでしょ?頼さん」
「杏・・・」
「あの時は私もまだ…子供でした」
鳥籠から出たばかりの小鳥は、まだ一人では飛べなかった。
周囲の人の力を借りて、ようやく巣立ち、自分の羽根で飛び回るコトを憶えのだ。
そして今・・・
帝さんと永遠の愛を誓う。
彼の罪は私の罪。
共に罪を背負っていこう。
命の尽きる瞬間までーーー
『ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~』
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