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第20章 バスルーム・ラブ－杏sideー

同じ香りの匂いをカラダに漂わせる。

「後ろ向けっ」
帝さんのいつもの命令口調の言葉に素直に従い、カラダを屈めてお尻をつき出した形の体勢になった。

濡れた秘部と後孔が丸見え。

恥かしいとは思っていない。
早く、彼の太くて逞しいアレを挿して激しく奥を突き上げて欲しいと乞うだけ。


帝さんはズブッと私の肉壁を抉るように深い部分を勢いよく貫いた。

カラダはすんなりと彼を受け入れ、悦ぶ。

「あぁっ・・・はぁん・・」

バスルームに私の嬌声が響き渡る。

その声が私の鼓膜に余韻を残し、更にカラダが熱を持って気が遠くなった。

帝さんは性急に律動を繰り返す。その度に、ぬちゃぬちゃとした水音が淫靡に響く。