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いつもの場所で
第5章 旅

何時間がたっただろうか…


紗江は気持ち良くて眠りから覚めた。

といっても完全に起きたわけではなく、目も開けられない状態だ。


何が気持ちいいのかもわからないけど、何処か気持ちがいい。


目をうっすら開けると、矢作が寝間着の前ボタンを全て開け、紗江の胸の先端を咥えていた。


そして舌の上で転がし、吸う。


紗江は目を開けると矢作と目があった。

矢作はニッコリと微笑んだ。

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