この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第23章 幸か不幸か

ポカ~ンとしてると
「来週とか…香織のご両親のご都合知りたいんだけど」
「うちの親!?」
「うん!会わせて欲しいんだけど…どうかな?」
それって…
「はい!分かりました!確認します!」
「宜しく~!」
真っ赤になって返事する私に、小田切スマイルで朝食の目玉焼きをお皿に載せてくれた。
そんな今朝のやり取りにニヤリとしてしまいつつ、デスクに座ってパソコンにログインする。
ステンレスカップにコーヒーを注いできた樋口さんが、席に戻り
「なべちゃん、おはよ~!朝からこれ見て欲しいんだけど~」
机越しに、カタログを渡された。
「おはよ!オッケー…てか、重っ!」
思いの外カタログは重くて両手で受け取ろうと瞬間…
「なべちゃん!結婚するの!?」
と叫ぶ。
忽ちにオフィスが、ざわつく。
「来週とか…香織のご両親のご都合知りたいんだけど」
「うちの親!?」
「うん!会わせて欲しいんだけど…どうかな?」
それって…
「はい!分かりました!確認します!」
「宜しく~!」
真っ赤になって返事する私に、小田切スマイルで朝食の目玉焼きをお皿に載せてくれた。
そんな今朝のやり取りにニヤリとしてしまいつつ、デスクに座ってパソコンにログインする。
ステンレスカップにコーヒーを注いできた樋口さんが、席に戻り
「なべちゃん、おはよ~!朝からこれ見て欲しいんだけど~」
机越しに、カタログを渡された。
「おはよ!オッケー…てか、重っ!」
思いの外カタログは重くて両手で受け取ろうと瞬間…
「なべちゃん!結婚するの!?」
と叫ぶ。
忽ちにオフィスが、ざわつく。

