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第8章 絶対服従

「話しって、何！？」


くっ…早速挫けそうだ…
ちゃんと聞いてもらえるのだろうか…。


いやいや！負けちゃイカン！
これは今に始まったことじゃないし。



「あ…お兄さんと元木さんのことで…」


「兄貴！？どうでもよくねぇ～！」


カーンッ！
終了～！！


鐘の音が、鳴った気がした…。


「そ、そうじゃなくてさ…」


嘉之は、二杯目のワインをまた一気に飲み干すと


「香織…見せたいもんあるんだよね。ちょっと、アソコにあるんだけどさ」


「えっ…何？」


とりあえず、見てからでも話すか…少し機嫌良くなるかもしれないし。


そう思い、嘉之と立ち上がりベッドの脇まで行った。