この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第8章 絶対服従
カチカチカチ…。


時計の秒針の音だけが響く…。


お風呂に入り髪を乾かして、ソファーの前で膝を抱えて座り込む。


もうすぐ、24時になる。


別に、毎回週末を一緒に過ごす約束をした訳じゃない。


でもいつの間にか、この部屋で小田切さんが横で笑っていてくれるのが、当たり前になっていたんだ。 


自分で自分を抱き締める。


胸元の痣が、嘉之との情事を蘇らせ身体を疼かせる。


「…小田切さん…」


名前を言うだけで、切なくなる…。


時計の長針と短針が、一つに重なった…。


小田切さんは、帰って来なかった…。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ