この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第3章 初めての夜
SEXキスもしない…。
私は、どこかでそれも含めての同棲なんだと思っていたのでは?
じゃあ、この人は本当に何のために私と同棲をする気なんだろう…。
「小田切さん…何が…したいんですか…?」
「え?まだ聞くの?」
と含み笑い。
「いきなり会ったばかりの私と同棲して、他に目的あるんですか?」
「目的は一つだよ…」
「だから!?」
「傷を舐め合いたいだけだよ」
………。
ゴンッ!!
再度私は、額をテーブルにぶつける程、項垂れた。
そんな私を余所に小田切さんは…
「お姉さ~ん!マッコリ、ボトルで下さ~い!」
店員さんに手を振る彼を見つつ…
これから先、私はいったいどうなるんだろうか…
彼とどうなっていくんだろうか…
グルグルと不安が渦巻き、失恋で落ち込むどころじゃなくなっていた…。
私は、どこかでそれも含めての同棲なんだと思っていたのでは?
じゃあ、この人は本当に何のために私と同棲をする気なんだろう…。
「小田切さん…何が…したいんですか…?」
「え?まだ聞くの?」
と含み笑い。
「いきなり会ったばかりの私と同棲して、他に目的あるんですか?」
「目的は一つだよ…」
「だから!?」
「傷を舐め合いたいだけだよ」
………。
ゴンッ!!
再度私は、額をテーブルにぶつける程、項垂れた。
そんな私を余所に小田切さんは…
「お姉さ~ん!マッコリ、ボトルで下さ~い!」
店員さんに手を振る彼を見つつ…
これから先、私はいったいどうなるんだろうか…
彼とどうなっていくんだろうか…
グルグルと不安が渦巻き、失恋で落ち込むどころじゃなくなっていた…。