この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第9章 衝動と不安
******
「とりあえず、おめでとう。ちょっと腑に落ちないけど。」
仕事後に最近行き付けの『Piazza』で黎子と待ち合わせした。
嘉之と起きた出来事を簡潔に話しした。
「腑に落ちないって?」
「香織は、引っ掛からないの?」
「引っ掛かるか…ゴムのこと?」
「違うわよ!確かにゴムは、明らかにsexする気でいたからでしょうね」
改めて言われると恥ずかしくて赤くなった。
「肝心なこと抜けてない?」
「肝心…肝心な?」
黎子は大きくため息をついた。
「お互いの気持ち…言ってないし、聞いてなくない!」
「…あぁっ!!確かに!」
「そこ、肝心じゃないの」
そうだよね…恋愛抜きでも、sexは出来る。
「とりあえず、おめでとう。ちょっと腑に落ちないけど。」
仕事後に最近行き付けの『Piazza』で黎子と待ち合わせした。
嘉之と起きた出来事を簡潔に話しした。
「腑に落ちないって?」
「香織は、引っ掛からないの?」
「引っ掛かるか…ゴムのこと?」
「違うわよ!確かにゴムは、明らかにsexする気でいたからでしょうね」
改めて言われると恥ずかしくて赤くなった。
「肝心なこと抜けてない?」
「肝心…肝心な?」
黎子は大きくため息をついた。
「お互いの気持ち…言ってないし、聞いてなくない!」
「…あぁっ!!確かに!」
「そこ、肝心じゃないの」
そうだよね…恋愛抜きでも、sexは出来る。