この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第4章 同棲スタート

その返事に小田切さんは、ふっと微笑んだ。
よく微笑む人だな…
けど、この笑顔を見ると、なんか胸がポカポカしてくるな…。
「香織んは、何時に仕事終わる?明日は定時に上がれるの?」
「定時は18時です。多分そんな今は忙しくないから定時で上がれると思うけど」
ん?また何か策略か…!
思わず警戒すると。
「明日、俺も早く帰れるから、家で一緒にご飯食べよう」
「家で…一緒に…」
「折角、同棲スタートだからね。乾杯しよう!小田切スペシャルカレー作るから一緒に食べよう。家なら、気にすることなくトグロ巻けるしね!」
出た!小田切スマイルと親指っ!!
「小田切スペシャルカレーですか…」
「美味いよ~!」
うっ…かなり心惹かれる…
色気より食い気になってきてるな…。
「…それは、楽しみだな…」
正直に気持ちを述べてみた。
小田切さんは、ポンっと私の頭に手を乗せて、目線が合うところまで前屈みになったので、思わずドキッとしてしまう。
「香織んも作るの手伝って。だから明日は、ピンポンダッシュで帰ってくること!」
「ピンポンダッシュ~!?」
そう言うと、小田切さんは至近距離で反則なくらいの笑顔を見せた。
「そう!フライディング気味にね!」
フライディングって~何か子供みたいだな…。
想像すると、口元綻んでしまう。
そんな私を小田切さんが、満足気に見ているのだった…。
よく微笑む人だな…
けど、この笑顔を見ると、なんか胸がポカポカしてくるな…。
「香織んは、何時に仕事終わる?明日は定時に上がれるの?」
「定時は18時です。多分そんな今は忙しくないから定時で上がれると思うけど」
ん?また何か策略か…!
思わず警戒すると。
「明日、俺も早く帰れるから、家で一緒にご飯食べよう」
「家で…一緒に…」
「折角、同棲スタートだからね。乾杯しよう!小田切スペシャルカレー作るから一緒に食べよう。家なら、気にすることなくトグロ巻けるしね!」
出た!小田切スマイルと親指っ!!
「小田切スペシャルカレーですか…」
「美味いよ~!」
うっ…かなり心惹かれる…
色気より食い気になってきてるな…。
「…それは、楽しみだな…」
正直に気持ちを述べてみた。
小田切さんは、ポンっと私の頭に手を乗せて、目線が合うところまで前屈みになったので、思わずドキッとしてしまう。
「香織んも作るの手伝って。だから明日は、ピンポンダッシュで帰ってくること!」
「ピンポンダッシュ~!?」
そう言うと、小田切さんは至近距離で反則なくらいの笑顔を見せた。
「そう!フライディング気味にね!」
フライディングって~何か子供みたいだな…。
想像すると、口元綻んでしまう。
そんな私を小田切さんが、満足気に見ているのだった…。

