この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第11章 亀裂
「別にお兄さんでもいいんですけどぉ~。」
「そうしろ!そうしろ!」
「えっ!いいの!?」
切り替え早くない!?
私がどんだけ悩んだと思ってんの!
「けどぉ~…私の気持ち知ってたと思うんだけどな…須永さん。嫌なら嫌って言って欲しかったですぅ~」
「そっか…ちょっと切ないね。傷つけたくなかったんじゃない?」
「…言って欲しい…よね」
思わず同意してしまう…。
『好き』も言わないけど『嫌っ』も言わないのか!
更にやること、えげつなくないか!
まぁ…どっちもどっちだけどね…。
「でも~話してるウチに、ビビッとキタですぅ~!須永さんは通過点に過ぎなくて、きっとこの人に廻り合うためだったんだって!」
「ははっ!ポジティブシンキングだね!モッキー凄いわ!」
「…マジ…」
なに…その切り替えの早さ…
ビビッとって…嘉之の時も言ってたよね?
あんだけ当て付けといてっ!
…天然だから、仕方ないか…。
本気で、DNAを調べてもらった方が人類のためかもしれないな…。
「そうしろ!そうしろ!」
「えっ!いいの!?」
切り替え早くない!?
私がどんだけ悩んだと思ってんの!
「けどぉ~…私の気持ち知ってたと思うんだけどな…須永さん。嫌なら嫌って言って欲しかったですぅ~」
「そっか…ちょっと切ないね。傷つけたくなかったんじゃない?」
「…言って欲しい…よね」
思わず同意してしまう…。
『好き』も言わないけど『嫌っ』も言わないのか!
更にやること、えげつなくないか!
まぁ…どっちもどっちだけどね…。
「でも~話してるウチに、ビビッとキタですぅ~!須永さんは通過点に過ぎなくて、きっとこの人に廻り合うためだったんだって!」
「ははっ!ポジティブシンキングだね!モッキー凄いわ!」
「…マジ…」
なに…その切り替えの早さ…
ビビッとって…嘉之の時も言ってたよね?
あんだけ当て付けといてっ!
…天然だから、仕方ないか…。
本気で、DNAを調べてもらった方が人類のためかもしれないな…。