この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第11章 亀裂
「パタンッ…」


アパートのドアを閉め手を洗い、部屋着に着替えて顔を洗ってしまいたいから、シャワーを浴びることにする。


風呂場から出て髪を乾かして、テレビを着けて…ボンヤリ画面を眺めた。


ここまでの動作は、無意識に近い状態だった。


夕飯は食べる気がしない…
何か飲むか…。


冷蔵庫にトボトボ向かい開けて、ビールに手を掛けかけたが止めた。


「焼酎…にしよ」


グラスに氷を入れて、半分まで注いだ。


何か少し食べた方がいいけど、固形物が喉を通らない。


結局ボトル一本そのまま空けてしまうまで、飲み続けたけど全然酔えない。


「あっ…メールしないと…」


嘉之に、一日何回かメールをしていた。 


よもや日課みたいなものになりつつあるが…


「…メール…必要あるのかな…」


返事も毎回来ないのに…
何で送るんだろう…
逆に迷惑なのかも…。


確実に自虐的になっていく…。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ