この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第12章 板ばさみ
勢いよくマンションのドアを閉めて、部屋に駆け込む。


「ただいま!」


息がかなり上りながら、マンションに帰り着き安堵した。


「香織んお帰り~!どうしたの?そんな焦って」


眩いばかりの笑顔で小田切さんは聞いてきた。


ドキュン!


癒される…
はっ!さっきまで、嘉之とあんなことしてたのに…
凄いふしだらな女になってるよね…
トホホ~。


「また遅れちゃったから…急いがなきゃって…」


「大丈夫だよ。俺もさっき帰って来たからさ。レンタル屋に寄るからってメール入れといたんだけど、焦らせちゃったかな」


メールくれてたんだ…。


「ごめんなさい…気づかなかった」


「気にしな~い!今日は一緒に作れるならそれだけでいいからさ」


「小田切さん…」


嬉しくて、泣きそうです!


「支度するね!」


「ほ~い!」


急いで支度をしてキッチンに行ったら、餃子の皮と具が沢山用意されていた。


「餃子ですか?」


「そう!ロシアン餃子にしようかなって!」


爽やかな小田切スマイルで、


「好きな具を入れてさ中身分からないで食べるの!生きてる内に一回は経験しとかないとね!」


「そうなんですか!?」

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ