この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第16章 懐古

水越さんは対になってたそのウサギのペーパーウェイトを両手に握り
「これ、買ってきていいですか?」
えっ!買うんだ?
「俺、プレゼントするよ」
そう言うと、水越さんはプルプル顔を左右に振り
「ありがとうございます!これは自分で買いますね」
ニッコリと笑い、レジに向かう。
俺は、他のも眺めながら彼女が戻るのを待っていたが、会計を済ませた後も何やら店員さんと話している。
どうしたのかな?
水越さんの様子を気にしつつ、ふと目の前にキラキラ光る、花をモチーフにしたネックレスが気になった。
「光る花か…」
水越さんは、まだ店員と話している。
「すみません!これ下さい!」
彼女の様子を伺いつつ、俺はネックレスを包んでもらった。
店員さんがにこやかに
「お待たせ致しました!」
「お待たせしました!」
言うのと同時に、水越さんも戻ってきた。
「わっ!」
「あれ?小田切さんも何か買ったんですか?」
セーフ!
「うん!ちょっと気に入ったのがあったから」
「そうなんですか!良かったですね!」
何も知らず水越さんは、無邪気に微笑んでいた。
「これ、買ってきていいですか?」
えっ!買うんだ?
「俺、プレゼントするよ」
そう言うと、水越さんはプルプル顔を左右に振り
「ありがとうございます!これは自分で買いますね」
ニッコリと笑い、レジに向かう。
俺は、他のも眺めながら彼女が戻るのを待っていたが、会計を済ませた後も何やら店員さんと話している。
どうしたのかな?
水越さんの様子を気にしつつ、ふと目の前にキラキラ光る、花をモチーフにしたネックレスが気になった。
「光る花か…」
水越さんは、まだ店員と話している。
「すみません!これ下さい!」
彼女の様子を伺いつつ、俺はネックレスを包んでもらった。
店員さんがにこやかに
「お待たせ致しました!」
「お待たせしました!」
言うのと同時に、水越さんも戻ってきた。
「わっ!」
「あれ?小田切さんも何か買ったんですか?」
セーフ!
「うん!ちょっと気に入ったのがあったから」
「そうなんですか!良かったですね!」
何も知らず水越さんは、無邪気に微笑んでいた。

