この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第17章 希望と絶望
「ゴホッ!」


光花は、大きく咳き込み地面に倒れた。


何が起きた…?


「ゴホッ!ゴホッ…」


倒れたまま、また咳をして動かなくなった。


「光花っ!!」


名前を叫んで駆け寄り片足を地面に着いて仰向けにすると、グッタリとし意識を失っている。


口元は、血で汚れていた。 


「光花…光花っ!!」


救急車!?
呼んでる間に自分で連れて行った方がいいのか?


頭がパニックになり、冷静に判断出来ない。


心臓の動悸が、早まる。


「落ち着け…落ち着くんだ…」


自分に言い聞かせながら携帯を取り出し、
119番を押そうとするが手が震える。


「光花…」


何とか救急車を呼び到着するまですがる思いで、名前を呼び続けた。


「光花っ!頑張れっ!もうすぐ救急車くるから!」


みるみる青白くなっていく気がする。


「光花―――っ!!」


頼む…誰でもいいから、何でもするから、彼女を助けてくれっ!


俺は、切実に祈った…。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ