この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第5章 トラウマ
お風呂に入って、髪を乾かしながら今日の出来事や五日間のことを思い返していた。


目まぐるしいかったな…
お陰で、嘉之のことにそんなにハマらなくて済んだかも。


一人の時は、ここ一年くらい毎日のように泣いていた…。


小田切さんにたまに掘り下げられたけど、一緒に分かち合ってくれたから、逆にデドックスの様にスッキリしている。 


敢えてしてくれてるのかな…。


小田切さんは私が自身が一番ネックになってた部分や、伝えたかったことや、何より嘉之に分かってもらいたかったことを理解してくれてる。


女友達には何人か相談してたけど、男の人でここまで話した人もいなかったから、また目線が違うんだろうな…

それか…。


『傷』を持ったモノ同志だから…?


何気にカレンダーを見やる。


嘉之に連絡しなくなってから三ヶ月経ったな…少しは気にしてくれてるかな…。


まだまだ、そんな未練が消せない。


その反面、明日からまた小田切さんとどんな珍騒動があるんのかな…

考えると自然に口元が綻ぶ。


穏やかにさざ波に揺られてるような心地良い感覚で、眠りに落ちていった…。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ