この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第18章 永久と再会
お義母さんと少し話しながら、出入り口に向かう。


「光花…殆ど食べれてないですよね…」


「はい…進行が凄い進んでる訳じゃないんだけど、胃は硬くなっていってるみたいで、重く感じるみたい」


「そうですか…」


お義母さんは、切な気に微笑みながら


「だから今日は食べれてたのが嘘のようよ。光花は、本当に小田切さんが全てなのね…ありがとう…あの子の為に色々してくれて、感謝の言葉が見付からないわ…」


「お義母さん…光花さんは優しい御両親の背中を見て育ったですよ。こちらこそ、光花さんに出逢えて本当に幸せです」


俺の言葉に、お義母さんは目元を押さえた。


「ありがとう…小田切さん。二人とも、優しいだけなのにね…辛い思いさせてごめんなさいね…」


「お義母さん…」


何とも口惜しく、遣る瀬無い…。


誰かが悪い訳でもないのに、皆が罪悪感に苛む。


/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ