この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第6章 予測不可能
「あら、美味しいわよ!暢くんが作ったの?」


黎子が試供品の料理に感嘆すると


「は…ははい!作りました!お口に合いましたか…?」


「凄く美味しいわ」


悩ましく笑う黎子に、暢くんは真っ赤になって、コンパス並みにお辞儀してカウンターに戻った。


可愛いなぁ~!


「ウブ子よね」


黎子も温かくカウンターを見つめてる。


「黎子もちょっとは、あの純情可憐振りを見習ったら!」


「ふふふっ…純情可憐な私を見たいの?」


そう言われて、想像してみる…。


鳥肌が立った。


「なかったことに」


「でしょ」


また、勝ち誇られた。


女王様立ちして高らかに笑い見下ろす黎子の足元に、地面にひしがれてる自分の姿が浮かんでしまった。


くっ…黎子強し!


/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ