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理想と偽装の向こう側
第18章 永久と再会
普通だったら叫んで逃げるだろう…
でも、彼女は俺から視線を逸らさず見続ける…。
その瞳に、俺も吸い込まれそうだった。
離したくない…。
側に置いて、お互いの傷を舐め合って、どうしようもなく弱くて汚い部分で繋げてしまいたい…。
きっと君は、一人でも前に進めるんだ。
そんな君の強さにすがり付いて這い上がれるかもしれない…。
けど…
俺の足下の闇に一緒に堕ちて欲しい…。
それは、汚い欲望だ。
独りにしないでくれ!
愚かな俺が、そう叫んだ。
そして
「偽装を前提に、俺と同棲してよ」
君は更に眼を見開いた。
「ど、ど、同棲ぃ~??」
そこから自分でも驚く程、次々と彼女を言いくるめていくと、予想通り
「あの~いきなりもさることながら、条件が良過ぎるし、正直胡散臭いんですが…例えば私じゃなくても、はい是非っ!って言わないかと…」
まあ、そりゃそうだ。
でもこの瞬間でも彼女の流され易さや情に脆そうな部分が垣間見えて、可愛く感じた。
すると
「私でいいんですか…?」
えっ!いいの?
自分で言っておきながら、流れがこっちに向いた事に正直驚いた。
「あっ、えっと、じゃなくて、何で私なんですか?」
自分じゃないといけない理由…。
伝えたら、承諾してくれないよな…。
「君じゃないと、ダメなの」
また、彼女は固まった。
ここで逃がしたら次は無い!
そう直感して、畳み掛ける。
「君と同棲したい。君と舐め合っていきたい」
みるみる彼女は、赤くなる。
もう一息?
でも、彼女は俺から視線を逸らさず見続ける…。
その瞳に、俺も吸い込まれそうだった。
離したくない…。
側に置いて、お互いの傷を舐め合って、どうしようもなく弱くて汚い部分で繋げてしまいたい…。
きっと君は、一人でも前に進めるんだ。
そんな君の強さにすがり付いて這い上がれるかもしれない…。
けど…
俺の足下の闇に一緒に堕ちて欲しい…。
それは、汚い欲望だ。
独りにしないでくれ!
愚かな俺が、そう叫んだ。
そして
「偽装を前提に、俺と同棲してよ」
君は更に眼を見開いた。
「ど、ど、同棲ぃ~??」
そこから自分でも驚く程、次々と彼女を言いくるめていくと、予想通り
「あの~いきなりもさることながら、条件が良過ぎるし、正直胡散臭いんですが…例えば私じゃなくても、はい是非っ!って言わないかと…」
まあ、そりゃそうだ。
でもこの瞬間でも彼女の流され易さや情に脆そうな部分が垣間見えて、可愛く感じた。
すると
「私でいいんですか…?」
えっ!いいの?
自分で言っておきながら、流れがこっちに向いた事に正直驚いた。
「あっ、えっと、じゃなくて、何で私なんですか?」
自分じゃないといけない理由…。
伝えたら、承諾してくれないよな…。
「君じゃないと、ダメなの」
また、彼女は固まった。
ここで逃がしたら次は無い!
そう直感して、畳み掛ける。
「君と同棲したい。君と舐め合っていきたい」
みるみる彼女は、赤くなる。
もう一息?