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理想と偽装の向こう側
第19章 罪悪感?
辻さんの提案に井関さんも
「あら!まあ、一杯くらいなら…ねぇ渡辺さん!お酒強いしね~」
しまった!
まだ調べてない!
「あっ…体調悪いので…私は…え~とグレープフルーツジュースでお願いします!」
「えっ!ジュースですか?」
残念そうな辻さんに、嘉之が
「僕も…車なんで烏龍茶でいいです」
「そっか~井関さん、僕たちだけ頂きますか…」
「えぇ…じゃあ…」
気不味そうな井関さんに目を向けると、嘉之が何か考えてそうな眼でこっちを見ていた。
な…何っ!
最初の意気込みは、何処へやら!
蛇に睨まれた蛙状態になる。
ぶつかった視線をそらすと、嘉之は今回の企画提案の意図を話し出した。
「今回受賞を切っ掛けに念願だった海外進出をさせてもらえる事になりまして、トランスさんがイタリアに取引会社があって協力してもらいました」
井関さんは
「凄いですね!」
感心して、頷いてる。
「あら!まあ、一杯くらいなら…ねぇ渡辺さん!お酒強いしね~」
しまった!
まだ調べてない!
「あっ…体調悪いので…私は…え~とグレープフルーツジュースでお願いします!」
「えっ!ジュースですか?」
残念そうな辻さんに、嘉之が
「僕も…車なんで烏龍茶でいいです」
「そっか~井関さん、僕たちだけ頂きますか…」
「えぇ…じゃあ…」
気不味そうな井関さんに目を向けると、嘉之が何か考えてそうな眼でこっちを見ていた。
な…何っ!
最初の意気込みは、何処へやら!
蛇に睨まれた蛙状態になる。
ぶつかった視線をそらすと、嘉之は今回の企画提案の意図を話し出した。
「今回受賞を切っ掛けに念願だった海外進出をさせてもらえる事になりまして、トランスさんがイタリアに取引会社があって協力してもらいました」
井関さんは
「凄いですね!」
感心して、頷いてる。