この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第21章 逆転
私は、深呼吸をする。


「はぁ~ふぅ~」


時計を見ると、20時半を過ぎていた。


「帰ろう…」


小田切さん、まだ帰ってなきゃいいな。


何か抜け落ちていたけど、私はまだ少し緊張感を残し、急いでマンションに向かう。


『嘉之…まだ日本にいるんだから。イタリア行くまで用心しなさい!』


それにしても本当に、黎子の予言は当たるな…。


明日、嘉之が日本を発つまで本当に油断大敵だ! 


駆け足気味で歩き、橋にかかり川の先を見つめると、半月が水面をキラキラと照らしている。


これは輝きは…
終焉か…
祝福か…


この先に起きる事は、まだまだ予測不可能だった。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ