この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第22章 約束
「ケジメって?分からないよ!私は、一緒に居たいだけなの!離れたくない!」
涙が、次々に溢れでる。
「あぁ!もぅっ!!」
小田切さんは吐き出すようにそう言い、私を力いっぱい抱き締めた。
「はぁ…困らせないで…」
「小田切さんが…ひっく…訳わからな事、言うから~!」
「ごめん…でも顔見てると…我慢出来なくなりそうで…」
ん?我慢…って。
涙が止まらない。
「何で~?」
小田切さんは肩に顔を埋めて、またため息を吐いた。
「ずっと…我慢してたから…」
「小田切さん?」
「昨日、やっと抱けて…我慢してた分…正直、自制が利くか分からない…」
自制?それは…。
「ほえ…?」
間抜けな返事をしてしまった。
涙が、次々に溢れでる。
「あぁ!もぅっ!!」
小田切さんは吐き出すようにそう言い、私を力いっぱい抱き締めた。
「はぁ…困らせないで…」
「小田切さんが…ひっく…訳わからな事、言うから~!」
「ごめん…でも顔見てると…我慢出来なくなりそうで…」
ん?我慢…って。
涙が止まらない。
「何で~?」
小田切さんは肩に顔を埋めて、またため息を吐いた。
「ずっと…我慢してたから…」
「小田切さん?」
「昨日、やっと抱けて…我慢してた分…正直、自制が利くか分からない…」
自制?それは…。
「ほえ…?」
間抜けな返事をしてしまった。